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化学工業日報

GHS分類演習 【改訂版】

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-GHS分類ができる人材育成へ-

著者       GHS分類演習研究会 編/濱田高志 奈良志ほり 
             中村るりこ 角田博代 城内博 著
出版社 化学工業日報社
発行日 2019年10月31日発売
サイズ B5判・250頁
ISBN    978-4-87326-714-2

本書の概要

 物質および混合物の危険性・有害性に関する分類基準は、GHSによって世界的に統一されました。しかし実際の分類作業は容易なものではありません。ニーズが高まっているものの、高度な専門性を必要とすることもあり、その理解は進んでいません。
 本書は、GHSに基づいた分類について、演習を通して理解を深めるために企画され、2019年1月に初版が発行されました(GHS改訂7版準拠)。その後、2019年5月にJISが改正され、2019年6月にはGHS改訂8版が発行されました。このような状況を鑑み、書籍内容を見直したものが今回の改訂版書籍です。

【目  次】


 はじめに

 改訂版発行の経緯

 第1部 GHSによる分類の原則
  第1.1章 本書の目的
  第1.2章 物質の分類
  第1.3章 混合物の分類(有害性クラスの分類例)

 第2部 物理化学的危険性に関する分類判定基準と分類例
  第2.1章 爆発物
  第2.2章 可燃性ガス
  第2.3章 エアゾール
  第2.4章 酸化性ガス
  第2.5章 高圧ガス
  第2.6章 引火性液体
  第2.7章 可燃性固体
  第2.8章 自己反応性化学品
  第2.9章 自然発火性液体
  第2.10章 自然発火性固体
  第2.11章 自己発熱性化学品
  第2.12章 水反応可燃性化学品
  第2.13章 酸化性液体
  第2.14章 酸化性固体
  第2.15章 有機過酸化物
  第2.16章 金属腐食性
  第2.17章 鈍性化爆発物

 第3部 健康に対する有害性に関する分類判定基準と分類例
  第3.1章 急性毒性
  第3.2章 皮膚腐食性/刺激性
  第3.3章 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
  第3.4章 呼吸器感作性または皮膚感作性
  第3.5章 生殖細胞変異原性
  第3.6章 発がん性
  第3.7章 生殖毒性
  第3.8章 特定標的臓器毒性単回ばく露
  第3.9章 特定標的臓器毒性反復ばく露
  第3.10章 誤えん有害性

 第4部 環境に対する有害性に関する分類判定基準と分類例
  第4.1章 水生環境有害性
  第4.2章 オゾン層への有害性

 第5部 混合物の分類例
  第5.1章 モデル混合物Xの分類例
  第5.2章 多成分からなる製品(混合物)の分類例

 第6部 分類ソフトによる混合物の分類

 練習問題・解答

 資 料
  定義および略語(GHS改訂第8版 第1.2章)
  分類および表示のまとめ(GHS改訂第8版 附属書1)
  分類に結び付かない他の危険有害性に関する手引書(GHS改訂第8版 附属書11)

 参考文献

 【コラム】
  ・危険性、有害性、クラス
  ・ハザードとリスク
  ・区分、タイプ、グループ
  ・選択可能方式(Building Block Approach)
  ・爆発性に関する反応原子団
  ・融点、沸点
  ・物理化学的危険性に関する試験
  ・標準状態
  ・CAS RN、国連番号
  ・引火性および可燃性
  ・気体の比重(空気1)
  ・GHSにおけるエアゾールの定義
  ・消防法とGHSの分類
  ・消防法による引火性液体の分類
  ・自己反応性物質の例
  ・危険物輸送に関する勧告(UNRTDG)の容器等級とGHS分類
  ・腐食性に関するUNRTDGの容器等級とGHS分類
  ・鈍性化爆発物に関する燃焼速度試験
  ・爆発物と鈍性化爆発物
  ・吸入毒性についての単位
  ・ばく露時間の換算
  ・半数致死量(LD50)、半数致死濃度(LC50
  ・OECD毒性試験ガイドライン
  ・急性毒性加算式における超値の扱い
  ・加算式における「区分に該当しない」と「分類できない」
  ・動物実験と動物愛護、構造活性相関(SAR)
  ・加成法と加算法
  ・発がん性に関する分類区分
  ・水生環境有害性に関する急性毒性データの大小、毒性の強弱、感受性の高低

  ※『GHS分類演習 【改訂版】』(正誤表)[pdf:108KB]