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化学工業日報

事故になる前に気づくための 産業安全 基礎の基礎

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税込み。

安全な製造現場作りへ-安全に関わる諸活動の徹底、継続を!!
<好評発売中>

著者   荒井 保和
出版社  化学工業日報社
発行日     2018年12月6日発売
サイズ     B6判・190頁
ISBN        978-4-87326-707-4

本書の概要 

  ほとんどの事故は、過去誰かが経験したリバイバル事故-
 中小規模の工場での安全活動や事故の再発防止策について、安全理念や基本的な安全施策が大企業が取り組んでいるものと大きなかい離があリ、それは安全確保に対する思いや施策の脆弱さであり、本質原因まで立ち入らずに決着してしまう再発防止策の不徹底さであると筆者は説きます。

 昨日までの安全が、今日の安全を担保するものではない-
 本書は、製造現場が持つべき基本情報を踏まえ、どうしたら事故が起こるかについてを、人間の心理、プロセス事故、労働災害の視点から整理。また事故が起きる前に気づくために何を身に着け、どのように教育するかなど、事故を起こさない現場-常に気づく力が発揮でき、その気づきを共有できている現場のあり方を取り組み事例を用いて解説。
 製造現場の安全の確立に心を砕く関係者必読の入門書です。

【目  次】


 第1章 製造現場に必要な情報・文書
 プロセス情報/製造現場に潜む危険性/設備情報/作業手順書/関連法規

 第2章 事故はなぜ起きる(事故に繋がる人間の心理)
 教えられたことを忘れた/指示に従わなかった/そんなこと知らなかった/知って  いたけれど大丈夫だと思った/分かっていたけどできなかった

 第3章 どうしたら事故になるかを考える(プロセス事故)
 どうしたら漏れるのか?/どうしたら火が点くのか?

 第4章 どうしたら事故になるかを考える(労働災害)
 巻き込まれないか 挟まれないか/今、機械が動いたら/環境設定に落ちはないか/躓かないか(歩行の危険はどこにある?)/落ちないか

 第5章 事故が起きる前に気づくその知恵を育てる
 気づく(安全の反対は無意識)/事故とはなんだ?(事故の構造をイメージする)/見えないものの存在/事故事例を知る/何が失敗だったのかを考える/なぜその失敗をしたのかを考える/なぜを考える時、ノウホワイや原理原則を念頭に置く/なぜを考え原理原則から次を想像できる力を身に着ける/失敗経験の重要さ(事故の水平展開)/事故情報からなぜを読み取り、次に展開できる力身に着ける教育/ブラックボックス化する設備にも原理原則の知識が必要(知の連鎖)/知識ではカバーできないこと(怖さと喜び)

 第6章 リスクに気がつく リスクに対処する
 危険源・ハザードとは/危険源(ハザード)を見つける/リスクとは/リスクの評価/リスクを管理する

 第7章 事故が起きない現場にするには
 自分の現場をきれいにしよう(5S活動)/気づきを助ける掲示・表示(景色にしてはならない)/耳を澄まし目を凝らし空気を感じる(いつもと違う何かに気づく)/気づきを伝える相談する/共有する/柔軟な人間関係を育てる(コミュニケーションの充実)/ルールを守る 見直す 変える/自分たちで考える現場/直長 課長(ライン長)の役割/経営トップとは現場で語ろう

 第8章 まとめ(現場力の高い現場)
 現場は科学的原理原則で動いている/みんな懸命に働いている/その思いと知識が息吹いていることが安全文化