本書は、リスクセンス(リスクを最小にするために必要な知識・判断力・業務遂行力の総称)を身に付け、LCB[学習態度(Learning)、管理能力(Capacity)、実践度(Behavior)]から成る11の行動で、組織の状態を簡便に診断し、事故を防止する手法をわかりやすく解説。
簡便な組織の自己診断手法と独自ノウハウにより、リスクを軽減した適正な組織運営の実現とマネジメント向上を推進します。
簡便な組織の自己診断手法と独自ノウハウにより、リスクを軽減した適正な組織運営の実現とマネジメント向上を推進します。
目 次
はじめに/本書の読み方・活用法
序章 リスクセンスによる組織の自己診断とは
第1章 組織事故は防ぐことができる
1.1 最近の組織事故の特徴/1.2 組織事故の予兆は把握できる/1.3 組織事故の予兆管理法
第2章 組織事故はなぜ起きるか
2.1 組織事故の発生するメカニズム/2.2 組織事故を防ぐには
第3章 リスクセンス
3.1 組織と個人のリスクセンス/3.2 リスクセンス診断例
第4章 リスクセンスを身に付ける(Learning)
4.1 リスク管理/4.2 学習態度/4.3 教育・研修
第5章 リスクセンスを保つ(Capacity)
5.1 モニタリング組織/5.2 監査/5.3 内部通報制度/
5.4 コンプライアンス
第6章 リスクセンスを鍛える(Behavior)
6.1 トップの実践度/6.2 ヒヤリハット・危険予知/
6.3 変更管理/
6.4 コミュニケーション
第7章 リスクセンス検定®の活用事例
7.1 概要/7.2 事故の再発防止策の進捗度を定量的に把握する手法として/7.3 ISO活動の補完として活用/7.4 小集団活動とリンクさせた安全文化向上法として
第8章 組織事故の原因究明方法を学ぶ
8.1 VTA法/8.2 M-SHEL法/8.3 その他の事故解析事例
第9章 2013 Good Risk Sense Awardの事例
おわりに
事故事例および不祥事の事例一覧/コラム 一覧
索引