本書では化学物質を取り巻く事象とその管理について事例を交えて解説するとともに、資格制度についても紹介し指導者として今後の活躍に期待を寄せています。化学物質管理が必須となるなか企業のみならず関係者にもお薦めする一冊です。
【目 次】
ChapterⅠ はじめに
ChapterⅡ 化学物質管理とは
1.人と化学物質
2.環境と化学物質
3.労働環境と化学物質
4.暮らしに役立つ製品と化学物質
5.化学物質とリスク
6.ハザード管理からリスク管理へ
ChapterⅢ 化学物質管理の内容
1.化学物質のハザード
2.ハザードの評価
3.ばく露の評価
4.リスクの評価
5.リスクの管理
6.サプライチェーン全体にわたる化学物質管理
7.製品含有化学物質管理規制と事業者の取組
ChapterⅣ 化学物質管理に関する国際的取組と国内外法規制
1.国際的取組の動向
2.化学物質に関する国内外の法規制
ChapterⅤ 化学物質の姿と作用
1.有機化学物質
2.化学物質の反応性
3.物理化学的危険性やハザードを分類判定するために利用可能な情報源
4.毒性評価の潮流
ChapterⅥ 化学物質が原因の事故と安全対策
1.はじめに
2.化学物質によるが原因の事故と事件
3.化学物質に起因する事故・災害への対策
4.安全文化(保安力、現場力)
ChapterⅦ 企業の責務、産業界の対応
1.化学物質を扱う企業の責務、産業界の対応
2.企業を取り巻くリスクとその管理
3.企業のCSR活動
ChapterⅧ 化学物質管理士資格制度
1.はじめに
2.化学物質管理の“深化と広がり”というパラダイムシフト
3.化学物質の光と影
4.「化学物質管理士資格」制度
5.おわりに